車検は様々な形態の業者を選ぶことができます。ディーラー、車検専門店、自動車整備工場、車検代行店など車検料金にはバラつきがありますが、総額は極端に違いがないとはいえ、最終的には支払金額に差が出ることもあります。広告で提示される基本料や総額から車検内容までを簡単に解説いたします。
料金と内容から安さを考える
WEBや看板などの料金表示
表示金額の違い
表示金額は各社により、下記のような違いがあります。
(1) 総額(法廷費用を含む)を表示
(2) 単一基本料を表示
(3) 基本料と代行費のうち基本料を表示
(4) (3)+事務手数料加算で基本料のみ表示
(5) ハッキリとした金額の表示がない
※ (2)~(4)は法定費用を除いた金額です。
※ 法廷費用とは車検時にかかる税金と強制保険(自賠責保険)のことです。
(1) については総額
安いケースとしては、
(例)軽自動車:格安基本料 43,470円など。
この場合の表示金額は十円単位まで表示されます。なぜなら車検の税金や強制保険など十円単位の金額も含まれているからです。例えば業者側の料金を20,000円に設定しても下2ケタが、00円とはなりません。
(2) については単一基本料
法定費用(税金と強制保険)以外の料金を単一に(1まとめに)した金額を提示しています。 単一のため(5ケタから)、設定されることが一般的です。
例:基本料金:3.25万円(32,500円)など。
このような金額提示の場合は税金や強制保険は含まれておらず、総額が大きくなるケースもありますが、調整やメンテナンス料が含まれていることが多いのが特徴です。
そのため、「(1) で安い料金設定」 と「(2) 高い料金設定」という2つの表示を比較した場合は、勘違いすることもあるので注意が必要です。
(3) 基本料と代行費
法定費用を除いた基本料と代行費を2つに分けて提示、合計した金額が(2)でいう単一の基本料金に相当します。
(例):基本料金:5,980円 と 代行費用:15,000円 で 合計19,800円 など。
このような内訳の場合は詳細な料金表が別途掲載されていることが多いので、料金表ページでおおよその基本総額が確認できます。
(4) 基本料・代行費・事務手数料
法定費用以外の料金の内訳に事務手数料が入る車屋さんもあるようですが、比較的には少ない内訳の考え方だと思われます。一般的に事務手数料は基本料や代行費と比較すると安い手数料(2,000円前後)です。(3)と同様で、料金表ページなどで確認が必要です。
(5) 無表示、または分かりにくい
例えばWEBサイトの場合、基本料金の提示がない、もしくは料金ページが探しにくいというWEBサイトは気を付けるべきだと考えています。特に故障がひどい、または車検期間が過ぎている(車検切れ)の車であれば、上手な謳い文句から慌ててネット予約してしまう可能性があります。しっかりと料金を確認してから予約するかどうかを考えるべきです。
当社の基本料金=車検点検料金
ちなみに当社は(3)の料金設定となり、基本料を車検の点検料金として、安く設定しています。
基本料と車検内容の考え方
上記のとおり、法定費用を除く全ての金額の合計で、基本的な安さは決まります。
そのあとは、車の状態、そして、どこまで点検・整備するかにより、追加料金の有無や最終的な総額が変わることはありますが、車検において検査される最低基準をクリアすれば良いという考え方であれば、追加料金が発生した場合の金額は何処もそれほど違いはないと考えています。 一方、お客様の希望として、次の車検まで安心して乗れるかどうかを考えるのであれば、陸運局での検査はクリアしたとしてもパーツ交換をしておいたほうが良い場合もあります。
(※ ただし、数は少ないといえ、業者によっては過剰整備があるのは事実だと思いますので注意が必要です。当社では極力無駄を省いているため、状態の良いお車であれば、追加料金がほとんど発生せずに車検を完了させて納車しています。)
安いと安心を選択するために
良質な格安車検の選択
結局、法定費用以外の基本的な料金は安いほうがいいのかという疑問ですが、当社では安いほうが良いと考えています。
なぜならば、基本料金が高い場合は一部のメンテナンス費用が含まれることが多いため、そのメンテナンスが必要なクルマの場合はお得に感じるかもしれませんが、逆に基本料金が安いからといって仮にメンテ費用と追加が発生したとしても最後に支払う料金にそれほど違いはありません。一概に高い料金設定の業者がどこも同じ考え方で車検を実地しているとは思っていませんが、高い基本料金の場合はクルマの状態がとても良くメンテナンスの必要がなかったとしても高めの料金を支払うことになるため、まずは基本料金は安く設定しているほうが良いと考えているわけです。
ただし、上記を参考に、お客様が愛車の状態を完全に把握している場合はその状態に合った車検を選ぶのがベストとも言えます。










