オイル確認方法 ゲージの使い方
オイルレベルゲージの見方を教えてください
定期的に交換が必要なエンジンオイルですが、前回のオイル交換がいつ行われたのか分からないといった場合、今のオイルの状態を調べる方法があります。
オイルの状態を調べるには、まずボンネットを開けてエンジンルームにある オイルレベルゲージの場所を確認します。ゲージを指で持つ場所(つまみ)は握りやすい形となっています。(※電車にあるつり革の握る場所を小さくしたような形です) ほとんどの場合、つまみの色は■赤色や■黄色、■オレンジなど目立つ色をしています。
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オイルゲージの確認は坂を避け平坦な場所で行います。またエンジンが冷えた状態で行います。
エンジンを止めて数分後なら大丈夫です。一晩おいて朝一番に行うのがベストです。
まずはオイルゲージを引き抜いて、ゲージの先に付いているエンジンオイルを布でしっかり拭き取ります。
元の位置へオイルゲージをシッカリと最後まで差し込み、再度、引き抜きます。
そして、抜いたゲージの先のオイルの量と色を確認します。
オイルゲージの形状は数種類ありますが、下の画像では丸い穴が二つあり、片方が上限でもう片方が下限となり、その間の上限よりに90%ほどオイルが浸かっているのがベストです。
画像でのオイルの状態は新しく、交換直後のものです。
色は透明度が高く、量的にも80〜90%を示しています。
しばらく走行を続けるとオイルの色が黒っぽくなりますが、単に色が黒いだけでオイル交換が必要かどうか判断することは難しいため、オイル自体に粘りがあり、量も適量であれば、とりあえずはエンジンにダメージを与える確率は低いといえます。
しかし、エンジンオイルの交換時期の判断は期間や走行距離で判断することが一般的なので、前回の交換時期がわからない場合はなるべく早く交換することをお勧めします。